WORKMANのバイク用グローブ(PG01)が撥水仕様だったので購入してみた結果。


あ、こんにちは。バイク乗りのぼくです。

このところの「ワークマン」の人気、すごいですね。ゴールデンタイムにテレビCMをやっていたかと思えば、大型ショッピングセンターにファッションの専門店として出店したり。

バイク乗りとして以前からワークマンにお世話になっていたぼくとしては、ワークマンが話題になり人気がでるのはなんだかうれしい気持ちです。

さて、バイク用のグローブが臭いうえにボロボロになってきたので、新しいバイクグローブを検討していたなかで、フラッとワークマンに立ち寄ってみたところ「バイク用グローブ」が販売していました。

こ、これはっ!?

ワークマン人気のビッグウェーブに乗っかるしかねぇ!

とまではいきませんが、せっかくなので購入してみることにしました。


ワークマンのバイク用グローブ(PG01)商品概要


このバイク用グローブの商品概要を記しておきます。

  • 型番:PG01(63620-02)
  • 価格:2,900円(税込)
  • サイズ:M L XL
  • ナックルガード(拳部分のプロテクター)
  • 全体素材:レザー(やぎ革)
  • 親指・人さし指・中指:スマホ操作対応(合成皮革)
  • ポイント:撥水仕様


ワークマンの人気の理由は、低価格なのに作業のしやすさや安全性はもちろんしっかりと考えられているし、それなのにさらに機能性やデザイン性もプラスされているところです。

ワークマンには作業用の手袋が素材ちがいでたくさん用意されています。もちろん価格もリーズナブルで、革手袋のジャンルでも1,000円もしないものがたくさんあります。

そのなかにおいて、この手袋は「2,900円」とまったくリーズナブルなありません。

しかし、バイク乗りが使う手袋として「絶対におさえておいてほしいポイント」はしっかりとおさえてくれていますし、撥水加工された天然のレザーグローブとかんがえれば、むしろ納得の価格といえます。

「バイク用の」「撥水加工された」「天然レザー」のグローブというジャンルで見れば、むしろ安いくらいかもしれません。

バイカー目線でうれしいポイント


先ほども書いたように「バイカー目線」でおさえておいてほしいポイントをしっかりとおさえてくれているグローブになっています。

天然レザーである「やぎ皮」の質感がとてもやわらかく、手を入れる部分もマジックテープと当て布をつかってしっかりと広がるようになっているので、当然ですがグローブの脱着がとてもやりやすい仕様になっています。


バイカーならわかると思うのですが、バイクグローブでダメージを受けてすぐにボロボロになってしまうのが親指と人さし指。特に右手親指の付け根部分はアクセル操作の影響でダメージを受けやすい部分。

摩擦によるダメージを受けやすくすぐにやぶれてしまう付け根部分はしっかりと補強されています。また、補強部分のザラザラとした質感のこの素材がすべり止めになっているのですが、ハンドル操作には影響のすくない素材になっている点も、バイカーとしては嬉しい点です。


スリップ転倒時に大きなダメージを受けることが想定される「手の腹」「手の甲側の各関節部分」、この箇所の生地には厚みを持たせてくれているので、転倒時の摩擦によるケガも軽減させてくれるでしょう。

これも安心感を感じるうれしいポイントです。

ただ、このザラザラとした生地。購入直後はザラザラしすぎてヤスリみたいで痛いのが気になりました。使い込めば生地も慣れてきてザラザラ感はやわらぎますが、正直、ちがう素材にしてほしいというのが本音ではあります。

サイズ選びは慎重に

サイズはM、L、XLの3サイズ。ぼくはLサイズを選びました。

レザーの特性上、使用を重ねていくと革がだんだんと伸びてきます。このグローブのやぎ革は柔らかい質感になっていることもあるので、かなり伸びるだろうと感じました。

そういうわけでサイズ選びですこし迷いました。

指の部分が細めの作りになっていて、ちょっときつさを感じたのでXLサイズにしようかとも思ったのですが、革が伸びることを想定してピッタリなLサイズをチョイス。2,3回の使用でフィット感もすぐに良くなりました。

指部分は細めの作りになっているほうがむしろ良くて、手が動かしやすいので、バイクのアクセルやブレーキ操作がとてもスムーズです。

バイク用グローブでちょっと気になったポイント

ただ、このバイク用グローブで気になる点もいくつかありました。

1.革の表面に切り込みが入っていたのですぐに商品を交換してもらった

購入してすぐに気がついたのですが、グローブの革表面にカッターで切ったような切り傷が入っていたので、すぐに交換してもらいました。

長く使用すれば、いずれはこすれたり破けたりするとは思いますが、はじめから破けていたり切り込みが入っていたりするのでは、せっかくの撥水仕様のグローブも効果がありません。

2.「撥水仕様」なだけで完全防水ではない

このグローブは撥水仕様となっています。撥水仕様とは「水をはじく」程度だと思ってください。

このグローブは糸で縫い合わせて縫製されていますし、グローブ内側にも縫い目があります。当然、縫い目から内側に水が入ってきますので完全防水ではありません。

すこし水で濡らしてみたところ、表面は水をはじいてくれましたが、縫い目からは水が入ってきてしまいます。小雨程度の雨なら手が濡れることはないでしょう。

3.商品タグが直に革に打ちつけられているため穴が空いている

商品タグをとめる素材が革に直に打ち込まれ貫通しています。

当然ですが、タグを取ると小さな穴が空きます。ほとんど見えないような手首のところなので撥水仕様にも影響はないと思います。

影響はないと思うのですが、この小さな穴から革がひび割れたり裂けたりしそうで、ちょっと気になるところです。

4.合成皮革はわりとやぶれることが多いのがしんぱい

親指、人差し指、中指の先端部分には、スマートフォンの操作ができるよう「合成皮革」という素材を使っています。

他のメーカーでも同じように合成皮革を使っているグローブをいくつか使ってみましたが、合成皮革はバイクでのハンドル操作でわりとすぐに破れてしまいます。

このグローブもすぐに破けてきてしまうんじゃないかと少し不安です。まぁ、ただ破れてきたとしても、やぎ革の上から縫い付けれているので、穴が空くというわけではありません。下のやぎ革が露出するだけなのでそこまで気にはしていません。

ワークマンのバイク用撥水レザーグローブのレビューまとめ

天然のやぎ革、撥水仕様、ナックルガード、すべり止め補強、スマートフォン操作対応といったところを考えれば、価格以上にバイカーのことを考えて作られている価値ある商品だと感じましたので、購入させていただきました。

しばらく使ってみて、また気になるところがあれば追記させていただきます。

ではでは!


追記)

購入して2年ちかく経過しました。春や秋、雨の日など、使用する機会は毎日ではありませんが、やぶれたりすることはなく、また臭いにおいもすることがないので、とても満足しています。

ただ、撥水加工なので土砂降りの大雨の日ではさすがに水が手袋内に浸入してきてしまいます。小雨程度なら表面が多少ぬれる程度です。完全防水ではないので誤解しないようにご注意くださいませ。

ではでは。


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