ひさしぶりに瀬戸弘司さんの動画を拝見しました。ひさしぶりの瀬戸さんは、むかしと変わらない様子。元気そうでよかったです。
動画の内容は、
- ソニーの新作カメラ「αー1」を購入する予定であること。そのカメラは約90万円。
- ソニーの最新の業務用スマートフォン「Xperia Pro」を予約。そのスマートフォンは約25万円であること。
という内容でした。
これだけを簡単に書いてしまうと、瀬戸弘司さんがただお金持ちアピールのお遊び動画をYouTubeでアップロードしている人だと思われかねないので、ちょっとだけ補足。
瀬戸弘治さんの興味関心は多岐にわたる
不安なので念のため書いておきます。
瀬戸弘司さんはさまざまな分野における知識や経験をもち、しかもその見識もふかくて独自性があり、正直でおもしろい。ある意味、スペシャリストでありゼネラリストでもあるという、デジタルな現代社会においては特に必要とされる人物です。
10年以上もYouTubeで動画をアップロードしている日本のベテランユーチューバー。動画に出演するのも仕事のひとつですが、ユーチューバーだからこそ動画の撮影や編集の質にこだわっている人とも言えます。
瀬戸さんはガジェットに興味がある方ではありますがそれだけではありません。中退ではありますが難関国立大学である東京工業大学(東工大)の学生でしたし、劇団員として芝居もされてましたし、楽器も弾けてデジタルな音楽制作もされていますし、ファッションやゲーム、アニメなど、流行にも敏感です。
そんな瀬戸さんがいまでもたくさんのファンに愛されている理由のひとつとしてぼくが思っていることは、ユーチューバーとしてカメラやパソコン、ガジェットといった内容を発信していながら、いつまでも初心者なユーザー目線で正直な感想を言ってくれるところだとおもいます。
ユーチューバーとして重要なパソコンやカメラをはじめとする「撮影機材」に関連したガジェットに、失敗をしながらも惜しみなくお金や時間をつかう人です。仕事だからということもありますが、パソコンやカメラ、またそれらに関連する周辺機器、機材がそもそも大好きな人であるということも知っておくべきだ。
まさに「好きなことをして生きていく」をYouTubeを通して実現している数少ないうちの一人なのです。
動画投稿がなくなる時期が定期的にやってきますが、瀬戸さんのファンは当然のようにそれを理解していますし、そんなところも含めて瀬戸弘治さんは長年あいされています。お金稼ぎがメインの目的でYouTubeをやっていないことが伝わるからだとおもいます。
購入した機材を正直にレビューしたい。観に来てくれた人をなんとかして楽しませたい。
そんな想いが伝わってくる、どこかマジメで、どこかおちゃらけたおじさん。それが瀬戸弘司さんです。
もちろん、ぼくみたいな貧民にくらべればお金に余裕のあることは容易に想像ができますが、瀬戸さんの場合、いかに高品質で高画質のおもしろい動画を、いかに効率よく制作できるか。それにお金と時間をつかっているからこそ、このソニーのカメラとスマートフォンを購入することにしたのだということが、この動画に加えて、これまでの瀬戸さんの動画をみてもらえるとわかるはずです。
そんな人物である瀬戸弘司さんの動画。ひさしぶりに動画を拝見して感じたことがありました。
ときめいたモノにお金をはらう
ぼくがこの動画をみていちばんはじめにおもったことは、すなおに「いいなーこれを買えるだけのお金があって...うらやましい。。」な。と、そう思いました。
そうおもいながら動画をみているなかで、瀬戸さんは「自分がときめくかどうか」が購入するかどうかの基準のひとつであることがわかります。もちろん、ユーチューバーですから、購入することで大きな話題性を生み、よりたくさん動画を再生してもらいたい、というおもいもあるだろうとおもいます。
しかし、ただ動画の再生だけが目的で、あの90万円を超えるカメラを買おうとはおもわないでしょう。やはりその物が好きだからとか、わくわく感、そういった気持ちを大切にしていることでしょう。
Apple信者としても有名な瀬戸弘治さんです。パソコンやスマートフォン、カメラと言った最新のガジェットがほんとうに大好きだということがあらためて伝わりました。
自分にとってぜったいに必要な物。自分自身の心がときめいた物にはしっかりとお金をはらう。ぼくもそういう人間でありたいと感じました。
まぁ、ぼくはお金にまったく余裕がないので、最新で最高水準のものなんて購入できるわけもありませんが。
価格や数字にまどわされない
いち消費者として。ましてやお金にまったく余裕のないぼくですから、同じ物なら少しでも安い物をもとめたくなりますが、価格や安さにばかり目をうばわれると、それよりももっと大切ななにかをうしなっているような気がしてならない。
平成の大不況、価格競争に巻き込まれてなくなった企業やお店、なくなりかけている伝統工芸がたくさんあるように思います。もちろん、時代がうつりゆくなかで使われなくなった言葉なんかもありますし、企業がなくなるのは競争のなかではいたしかたないことかもしれません。
ただ、それがただ価格にまどわされた結果だとしたらかなしいと感じます。残業代をはらわず法律もまもらないブラック企業が生き残り、法令を遵守したマジメな企業が淘汰されていく。より低価格なものを求めたばかりに、そうした良くない社会のありかたに加担してしまっているのだとしたら改めなければならない。
瀬戸弘治さんの動画をみて、そう思いました。
追記
追記1:瀬戸さん、SONYのα1、買わないそうです。ちょっと残念です。
追記2:瀬戸さん、SONYのα7Ⅲをもう一台、購入するかもしれないそうです。そんなに良いのか、α7Ⅲは。
なんかわかる。ガチャガチャいろいろとりつけてワクワクするの、男子のロマンみたいなとこ、ある。
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